出産でおしりに黒ずみができてしまう理由|予防・対策、治し方を解説
2019.07.11
妊娠前には無かったおしりの黒ずみが、出産後にできてしまっていることに気づき悩んではいませんか?
産後ともなれば、いろいろと忙しいため、できるだけ自宅で手軽にケアしたいものですよね。
おしりの黒ずみを解消できるクリームなどの存在は知っていても、実際どれが本当に効果あるのかわからないという方も多いと思います。
おしりの黒ずみを解消するのに適したクリームはどのようなものなのか詳しく見てみましょう。
出産後におしりの黒ずみができる理由
子供を出産してママになり幸せないっぱいのときに、“おしりに黒ずみができていた”なんてことを発見してしまった場合は落ち込んでしまいますよね。
実は、妊娠や出産でおしりに黒ずみができる方や黒ずみが悪化して濃くなってしまったと感じる女性は少なくありません。
出産後のお尻の黒ずみの原因には以下のものがあります。
- 女性ホルモン
- 乾燥
- ストレス
- 肌への圧迫や摩擦
これからと黒ずみにはどのような関係があるのか具体的に見てみましょう。
女性ホルモン
妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増えるというのは有名な話なのでご存知の方も多いと思います。
この女性ホルモンの関係で出産後におしりの黒ずみができやすくなってしまいます。
女性ホルモンの分泌量が増えるということは、血液量や脂肪の量に関係し、身体の代謝系統に変化を及ぼします。
すると、身体の各部位に黒ずみができやすくなったり、個人差はありますが毛が濃くなったりするようなケースもあります。
しかし、女性ホルモンが関係して黒ずみになってしまったような場合は、産後から半年ほどで黒ずみが徐々に解消してくることもあります。
乾燥
産後は特に肌のバリア機能が低下してしまいます。
肌のバリア機能が低下すると乾燥肌になり、黒ずみができやすい状態になります。
これには、女性ホルモンの「エストロゲン」が関係しています。
エストロゲンは、肌の潤いやハリをキープするのに欠かせない女性ホルモンなのですが、産後に分泌量が急激に落ちてしまいます。
すると、肌のバリア機能が低下してしまい、乾燥肌や敏感肌を引き起こしてしまいます。

愛先生
肌のバリア機能が低下している状態はおしりに黒ずみができやすい状態です。そのため、いつも以上におしりへの保湿ケアが大切になります。
ストレス
ストレスは黒ずみにも関係しています。
産後は、女性ホルモンの乱れからストレスを感じやすい状態になっています。
育児への不安や睡眠不足などから自分が気づかないうちにカラダにストレスを溜め込んでしまうので、少しの時間でも良いのでリフレッシュする時間を持つようにしましょう。

愛先生
体にストレスを溜め込んでしまうと、メラニン細胞を刺激する原因となってしまいます。メラニン細胞は過剰に刺激されると黒ずみを作り出してしまうので注意が必要です。
肌への圧迫や摩擦
産後のデリケートな状態のおしりは普段以上に気をつかう必要があります。
長時間もの間、硬い椅子に座る行為や、肌を擦り摩擦を発生させてしまうような下着は避ける必要があります。
妊娠前は問題なかったものでも、出産直後の女性ホルモンが乱れているような状態では、黒ずみを作り出す原因となってしまうことがあります。

愛先生
長い時間、座るような場合は柔らかいクッションを。下着類は肌に優しく刺激にならないものを選んで使用するようにして下さい。
産後のおしりの黒ずみケア
産後の肌がデリケートな状態の場合は、おしりに黒ずみを作らないようにしっかりとケアしてあげることが大切です。
黒ずみを作らないようにするには保湿ケアがとても大切なのでサラッとしたテクスチャで保湿成分が豊富に含まれたものを使うようにしましょう。
どのようなものが保湿成分に優れているのかについては、「おしりの保湿・黒ずみ予防|効果のある塗り薬シリーズ10選」で詳しく解説しています。
また、食生活や生活習慣を見直すことでも十分に予防をすることができるので、「おしりの黒ずみを悪化させない対策・ケア方法 と食事・生活習慣の重要性」も合わせて確認してみて下さい。
産後のおしりの黒ずみを解消する方法
産後のおしりの黒ずみが気になる方はどのように解消すれば良いのかが気になりますよね。
おしりの黒ずみは、病院やクリニック、皮膚科などのレーザー治療も効果的ではありますが、産後ということもあり、できるだけ自宅で簡単にケアをしたいもの。
お尻の黒ずみは、原因となっているメラニン色素を消すことができる有効成分がしっかりと配合されたクリームを使えば自宅でも簡単に治すことができます。
おしりの黒ずみの簡単な治し方については、「おしりの黒ずみの3つの原因と誰でも治せる4つの治し方」こちらでより詳しく、わかりやすく解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ:出産後のおしりの黒ずみ
出産後にできてしまうおしりの黒ずみは、
- 女性ホルモン
- 乾燥
- ストレス
- 肌への圧迫や摩擦
これらが主な原因です。
そのため、日常生活でしっかりとケアを行い、黒ずみを作らないようにすることが大切です。
できてしまったおしりの黒ずみは、そのまま放置してしまうと治りにくくもなってしまうので、できるだけ早めの対策をするようにしてください。
愛先生
女性ホルモンは黒ずみの原因となるメラニンを活性化させてしまいます。そのため、妊娠中や出産直後は黒ずみができやすい時期と言えます。