脱毛の後におしりの黒ずみが目立つ理由と予防・対策方法について解説
2019.07.09
脱毛が原因でおしりに黒ずみを作ってしまう方も少なくはありません。
とはいえ、Oラインのムダ毛は気になるもので脱毛をしない訳にもいきませんよね。
女性は特に、このような問題や悩みを抱えている方が多く、脱毛後のおしりの黒ずみをどうにかして解消したいと考えているのではないでしょうか。
なぜ、おしりのムダ毛処理をしている人ほど黒ずみができやすいのか、どのように予防や対策をしていけばいいのか、詳しく見てみましょう。
おしりのムダ毛処理(脱毛)は黒ずみを作る?
「おしりのムダ毛を脱毛したら黒ずみが目立つ。」
「せっかく脱毛してツルツルに綺麗にしたのに黒ずみがあって意味がない。」
このページを読んでいる方の多くはこのような悩みを抱えているのではないでしょうか?
おしりのムダ毛を処理する方法は以下のものがあります。
- カミソリや毛抜き
- 家庭用脱毛器
- 脱毛サロンなどによる脱毛
どの脱毛方法でもおしりに黒ずみを作り出してしまう原因があります。
それぞれ詳しく見てみましょう。
カミソリや毛抜き
カミソリや毛抜きは一番一般的な脱毛・ムダ毛処理方法です。
誰もが一度はこの方法で不要なムダ毛を処理したことがあるのではないでしょうか。
カミソリでムダ毛の処理をすると、毛先の断面が鋭くなるのでムダ毛の処理をしてから数日後にチクチクとした痛みや痒みが出てきます。
また、毛抜きで抜くような場合は、抜くときの痛みや毛包炎となってしまう心配もあります。
おしりのような肌がデリケートで敏感な部位にこのような症状を発症してしまうと、皮膚が肌を守ろうとしてメラニンを多く分泌させてしまいます。
すると、色素沈着を起こしてしまい黒ずみとして目立つようになってしまうのです。
家庭用脱毛器
家庭用脱毛器は、同封の説明書通りに使っていれば問題が起こることはありませんが、VIO脱毛を対応している家庭用脱毛器は見かけません。
家庭用脱毛器で人気のある「ケノン」でも取扱説明書を読むとVIOへの脱毛を推奨してはいません。
その理由は、おしりなどの肌が敏感な部分は、保護しなければいけない部位であるため、自宅で肌に負担がかかるような処理を行ってしまうと皮膚に色素沈着や黒ずみを発生させてしまう危険性があるからです。
家庭用脱毛器は一般的に光などによる照射によってムダ毛を処理するので肌へのダメージが生じます。
そのため、VIOなどのデリケートゾーンへの使用は控えるようにされているのです。

愛先生
家庭用脱毛器などの光脱毛は、黒ずんだ部分への照射が禁止されています。火傷などの危険性があるので使用前にしっかりと説明書を読むようにして下さい。
脱毛サロンなどによる脱毛
美容脱毛専門サロンでは、黒いものに反応するライトを当ててムダ毛の手入れをするので、肌への負担が少なく、痛みを抑えられる特徴があります。
しかし、その脱毛エステや脱毛サロンであってもムダ毛の処理後に黒ずみになってしまったという人も少なくはありません。
肌の状態には個人差があるので、元々肌が弱いような方が利用すると黒ずみを作り出してしまう危険性があるのです。

愛先生
皮膚科やクリニックで行う医療脱毛もあります。しかし医療脱毛は出力の強いレーザーを使った施術のため、ムダ毛処理の効果が高いという特徴がある反面、強い痛みを伴う場合や黒ずみになってしまうことがあります。
脱毛後のおしりケア
どの脱毛方法でも黒ずみを作り出してしまう要因があります。
しかし、脱毛後にしっかりとしたアフターケアをすることで、肌荒れや黒ずみが起こるリスクを軽減させることができます。
脱毛後に肌を洗うときは、よく泡立てた石鹸で、手のひらでやさしく洗うようにして下さい。
脱毛後は肌が乾燥しやすい状態なので、美容液やローションなどで肌をしっかりと保湿してあげることが大切です。
おしりの保湿や黒ずみを予防するような効果のある塗り薬などは「おしりの保湿・黒ずみ予防|効果のある塗り薬シリーズ10選」で、詳しくまとめてあるので合わせて確認してみてください。
また、おしりの黒ずみを悪化させない対策やケア方法については「おしりの黒ずみを悪化させない対策・ケア方法 と食事・生活習慣の重要性」こちらの記事で詳しくまとめてあります。
脱毛で出来てしまったおしりの黒ずみを解消する方法
脱毛をした後におしりに黒ずみができてしまった場合はどのように治せばよいのでしょうか。
黒ずみを消す方法は医療レーザーやケミカルピーリングなどさまざまなモノがありますが、通う手間や費用が高額になることもあるので、自宅で簡単にケアできるものが好ましいですよね。
そこでおすすめなのが、おしりのケアに特化した専用のクリームです。
おしりの黒ずみを解消するクリームを選ぶ際は、原因となっている色素沈着を効果的に取り除くことができる成分が配合されているモノを選ぶのがポイントです。
主に、「グリチルリチン酸2K」「セラミド」「プラセンタエキス」「ヒアルロン酸」などが配合されているものがよいです。
どのような商品が良いのかについては、「おしりの黒ずみの3つの原因と誰でも治せる4つの治し方」で詳細にまとめてあるので選ぶ際の参考にしてみて下さい。
まとめ:脱毛後のおしりの黒ずみ
脱毛後におしりの黒ずみができてしまう原因が理解できたと思います。
脱毛で出来てしまったおしりの黒ずみはそのまま放置しても治すことはできませんが、おしりの黒ずみ対策用の専用クリームなどを使えば解消することはできます。
病院での治療法については「お尻の黒ずみの病院・皮膚科・美容外科での治療方法について解説」で詳しくまとめているので気になる方はぜひ読んでみて下さいね。
愛先生
カミソリや毛抜きでムダ毛の処理をすると、痒みや炎症を起こしてしまいます。すると掻きむしるような行為などで普段以上におしりに摩擦による刺激を与えてしまうので黒ずみができやすい環境を作り出してしまうのです。