おしりのかゆみは黒ずみを引き起こす?その原因と適切なケア方法
2019.07.02
おしりにかゆみがあると黒ずみを作り出してしまう危険性があることをご存知でしょうか?
おしりのかゆみで悩んでいる方は非常に多く、日本人の人口の約5%は存在しているとされています。
なぜ、おしりのかゆみが黒ずみの原因になってしまうのか、かゆみを止めるにはどうしたらよいのか?
詳しく見ていきましょう。
おしりのかゆみは黒ずみの原因
おしりのかゆみはさまざまなことが原因で起こります。
- 肌の乾燥
- 虫刺され
- 薬の副作用
- 特殊な肌(乾燥肌・敏感肌)
- かゆみを伴う疾患
虫刺されや薬の副作用などであれば一時的なモノなので、とくに気にするようなことはありませんが、肌の乾燥や特殊な肌(乾燥肌・敏感肌)の方は、かゆみが原因で黒ずみをつくりだしてしまうことがあるので注意が必要です。
かゆみを伴う疾患には、アトピー性皮膚炎やじんましん、水虫などがあり、これらは医療機関でしっかりとした治療が必要です。
それ以外の原因である、乾燥肌や敏感肌の方は、皮膚のバリア機能が低下している状態です。
バリア機能が常に低下した状態であると、ちょっとした刺激でもかゆみが起こります。
また、肌が乾燥している状態も同様で、皮膚の保湿力が低下している状態のときはかゆみを感じやすくさせてしまいます。
かゆみが生じると無意識的に掻きむしるような行為に及ぶので、おしりのようなデリケートな部位は色素沈着を起こしてしまいます。
皮膚は外的要因で刺激を受けるとメラニンを生成し、皮膚を守ろうとするのですが、メラニン色素が蓄積されすぎてしまうと黒ずみとして目立つようになってしまうのです。
おしりのかゆみを止めるのには?
おしりにかゆみを発生させている原因が、疾患などとはっきりとしている場合は、原因となる疾患の治療を進めます。
疾患以外でかゆみを発生させているような場合は、肌の乾燥や乾燥肌・敏感肌が原因の可能性が非常に高いです。
おしりの洗いすぎにより皮膚の油成分が流されてしまい皮膚のバリア機能が低下するとかゆみが引き起こされるので、入浴後はしっかりと保湿ケアをしてあげることが大切です。

愛先生
洗い過ぎは、おしりの皮膚に存在する常在菌までもが洗い流されてしまい、有害な細菌による感染が起こりやすくなり、これが原因でかゆみを引き起こすことがあるので注意が必要です。
おしりのかゆみと黒ずみを同時に解決する方法
おしりが常にかゆい状態だとすでに黒ずみができてしまっている方も多いのではないでしょうか。
そのようなケースでは、おしりのかゆみと黒ずみを同時に解決するのが一番です。
それには毎日のケアがとても重要となるので、以下の成分が配合されたクリームなどを使うようにしましょう。
- グリチルリチン酸2K
- セラミド
- プラセンタエキス
- ヒアルロン酸
これらの成分が配合されていることで、おしりをしっかりと保湿しながら、根付いてしまった色素沈着を同時に解消してくれます。
おしりに黒ずみができてしまう他の原因や黒ずみを解消することができる商品は「おしりの黒ずみの3つの原因と誰でも治せる4つの治し方」で詳しく説明しているので合わせて確認してみて下さい。

愛先生
疾患以外のおしりのかゆみは、基本的に乾燥によるもの。保湿成分が豊富なもので日々のケアをしっかりと行えば、かゆみを改善することができます。
まとめ
おしりのかゆみはさまざまなことが原因で起こりますが、症状に合わせて適切な治療やケアを行うことで治すことができます。
また、かゆみが原因でおしりに黒ずみができてしまっても、自宅で簡単に治すことができる専用クリームなどもありますので、気になる方は「おしりの黒ずみの3つの原因と誰でも治せる4つの治し方」こちらの記事を確認しつつ、試してみて下さいね。
愛先生
皮膚の表皮にできた黒ずみであればターンオーバーによって徐々に薄くなり消えることが期待できますが、真皮のように深くまで色素沈着が進んでしまうとターンオーバーによって排出することは難しくなってしまいます。