おしりの黒ずみはヒルドイドでは治らない?保湿成分で見る効果・効能

2019.06.18

ヒルドイド

皮膚科で処方してもらえるヒルドイド。アトピーなどにも効く保湿成分も配合されたクリームなのでおしりの黒ずみを解消できるのかと疑問に思う方もいると思います。

しかし、結論をいってしまうと、ヒルドイドの有効成分「ヘパリン類似物質」は、血行促進・皮膚保湿剤なので肌を健康に保つ効果はあってもおしりの黒ずみを治すことはできません

その理由について深堀してより詳しく見てみましょう。

ヒルドイドとは

ヒルドイドとは
ヒルドイドは、「ヘパリン類似物質(Heparinoid)」を有効成分とした保湿剤のひとつです。

血行促進・皮膚保湿も目的としたもので、外傷などによる炎症反応の治療や保湿が必要な場合に用いられます。

近年では、美容目的の処方が問題視されており、化粧品クリーム代わりに皮膚科を受診する女性が増えたため、医療費の圧迫に直結する問題とされ、2018年にヒルドイドの制限が検討され、医療以外の使用を許していないという通知が明確にされました。

女性美容師

愛先生

美容目的の皮膚科でのヒルドイド処方は健康保険の財政を圧迫してしまうのです。

ヒルドイドの成分と効果

ヒルドイドの成分と効果

ヒルドイドは有効成分の「ヘパリン類似物質」の他に以下のものが含まれています。

グリセリン、スクワラン、軽質流動パラフィン、セレシン、白色ワセリン、サラシミツロウ、グリセリン脂肪酸エステル、ジブチルヒドロキシトルエン、エデト酸ナトリウム水和物、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル

白色のクリーム剤で、わずかに特異なにおいがあるのが特徴です。

主な効果効能は以下のとおり。

血栓性静脈炎(痔核を含む)、血行障害からくる疼痛と炎症性疾患、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、凍瘡、進行性指掌角皮症、皮脂欠乏症、外傷(打撲、捻挫、挫傷後の腫脹・血腫・腱鞘炎・関節炎・筋肉痛など、筋性斜頸(乳児期)

1日数回を患部に塗ることでこれらの症状を緩和・治療することができるのです。

このようにヒルドイドには優れた効果・効能があるため、ネット上では「最高のアンチエイジングアイテム」といった情報が流れ、美容目的として皮膚科を受診するような法令違反をする女性が増えて問題とされていました。

このような背景もあり、一般医薬品やスキンケア製品が販売されるようになったのです。

しかし、肌に良い保湿成分が豊富に含まれた製品はヒルドイドだけではありません。「おしりの保湿・黒ずみ予防|効果のある塗り薬シリーズ10選」こちらの記事で詳しくまとめているので確認してみて下さい。

女性美容師

愛先生

ヒルドイドは、アトピー性皮膚炎による強い肌の乾燥、打撲によるあざの治療、ケガをしたあとのケロイドの予防などに用いられる医療用医薬品なのです。

ヒルドイドで黒ずみ解消はできない

ヒルドイドで黒ずみ解消はできない
ヒルドイドを用いることでおしりを保湿することはできますが、おしりの黒ずみを解消したいという根本的な原因を治すことはできません。

黒ずみの原因となっている肌の奥に浸透してしまったメラニンを除去する有効成分が配合されていないからです。

おしりの黒ずみを解消する方法については、「おしりの黒ずみの3つの原因と誰でも治せる4つの治し方」こちらの記事で原因から治し方まで詳しく解説しているので参考にしてみて下さい。

女性美容師

愛先生

ヒルドイドを美容目的などで処方してもらうような行為はやめましょう。万が一ヒルドイドが保険適用外になってしまうと、本当に病気で困っている人たちに重大な被害が及んでしまいます。

ヒルドイドのおしりの黒ずみ解消効果まとめ

現在は、ヒルドイドの美容目的での処方が問題視されているため、病院へ訪れたとしてもなかなか処方してもらうことはできませんが、まだ美容目的で使っているような方は、本当に困っている人に被害が及ぶ前に使用を控えるようにして下さい。

ヒルドイドのように保険適用はされませんが、おしりだけでなく肌にやさしく保湿成分が豊富に含まれた製品は他にもいろいろとあるので、そちらで対応するようにして下さい。