妊娠中にできるおしりの黒ずみの原因から対策方法について詳しく解説
2019.06.17
妊娠してからおしりに黒ずみができてしまった…なんて悩みをお持ちではありませんか?
妊娠中はホルモンバランスの乱れなどから肌のトラブルで悩む人も多く、黒ずみもそのトラブルの1つです。
そんな妊娠中のおしりの黒ずみはどのようにすれば解消できるのか?また、黒ずみを作らないようにするには日常生活でどのようなことに気をつければ良いのか?その疑問について全てお答えします。
妊娠中におしりの黒ずみができやすくなる理由
妊娠中は、お尻だけでなく、乳首や脇、陰部などに黒ずみができやすい状態になります。
これはごく普通のことで、普段より女性ホルモンの分泌量が増加するため、メラニンが生成されやすくなり普段とは変わらない生活を送っていたとしても黒ずみができてしまうのです。
黒ずみが起こる主な原因は、このメラニン色素が色素沈着してしまうことです。
妊娠するとエストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンとプロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンの2つの女性ホルモンの分泌量が急激に増加してしまいます。
中でも黄体ホルモンの増加が活発になると、メラニン色素のメラノサイトと呼ばれる色素細胞を刺激してしまうことから色素沈着が起こりやすい状態になってしまうのです。
おしりに黒ずみができやすい人の特徴
妊娠中は普段と比べてお尻に黒ずみができやすくなりますが、その中でも黒ずみができやすい人とできにくい人がいます。
もちろん生まれ持った体質も関係はしてきますが、日常生活で行っている行動が原因の場合もあります。
- お尻への摩擦
- 通気性の悪い下着
- 長時間硬い椅子などに座る行為
お尻への摩擦は主に、普段履いている下着によるものです。サイズの合わないような小さいものを履くとお尻を圧迫してしまったり、ずれたときに摩擦をあたえてしまったりして刺激を与えてしまいます。
また、通気性の悪い下着は蒸れによるおしりのバリア機能の低下とそれに伴う乾燥肌の原因となります。さらに、長時間硬い椅子に座るような行為はお尻への刺激が強くなってしまうので黒ずみを作り出してしまうのです。

愛先生
妊娠前は問題なかったようなことでも、妊娠中は色素沈着が起こりやすくなっているため、普段と変わらない生活を送っていたとしてもこのような行為が原因で黒ずみを作り出してしまうのです。
妊娠中にできるおしりの黒ずみ対策
お尻の黒ずみを治したいと思った場合に、レーザー治療で治したいと思う方も多いのではないでしょうか?
おしりの黒ずみを解消することができるレーザー治療に関しては、「(>おしり 黒ずみ レーザー)」こちらで詳しくまとめていますが、できるだけお金をかけずに安価で治したいと思う方が多いと思います。
そうなると、まず大切なのはお尻に黒ずみを作らないように対策することです。
普段からできる対策方法としては、食生活の改善や生活習慣の見直しなどがあるので「おしりの黒ずみを悪化させない対策・ケア方法 と食事・生活習慣の重要性」こちらで詳しく解説しているので合わせて確認してみてください。
また、できてしまった黒ずみに対しての治し方については、「おしりの黒ずみの3つの原因と誰でも治せる4つの治し方」こちらで詳しくまとめています。
妊娠中の方は、普段よりもお尻へ気をつかい、少しでもお尻への負担がかかるような行為を控えるようにする必要があります。

愛先生
妊娠中にできるおしりの黒ずみ対策としては、お尻への負担を減らすと同時にしっかりとケアをしてあげることが大切です。自宅で手軽にできるケア方法としては、保湿成分が豊富に配合され、尚且つ黒ずみを解消できるような成分が配合された専用のクリームを使うとよいです。
まとめ
妊娠中におしりや体が部分的に黒ずむことは自然なことです。
女性特有のホルモンバランスの乱れにより普段よりも黒ずみができやすくなってしまうので、大切なのは黒ずみを作らないように日常生活でしっかりとケアをすることです。
既にできてしまったおしりの黒ずみであっても、保湿成分と黒ずみ解消ができる成分がしっかりと配合された専用クリームを使うことで治すことはできます。
愛先生
普段であれば皮膚のターンオーバーによって古い角質が剥がれ落ちて新しい皮膚に生まれ変わるのですが、妊娠中はホルモンバランスの変化によりターンオーバーのサイクルが乱れてしまいます。すると色素沈着が起こりやすくなってしまうのです。